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  • 執筆者の写真aibijoux

クリスマス個展を振り返って


以前から開催したかった個展ですが、

ある時思い立って決めた今回の個展の開催。


ふと見つけた清澄白河の素敵な空間で、

クリスマスの時季に、と考え出したら

ワクワクしてきて、企画がどんどん膨らみました✨


"fete de noel"(クリスマスパーティー)と題し、クリスマスの特別なイベントにしようかと。

個展はその空間をブランドらしく、自分の好きに作り出せるのがいいですね。


白を基調としたスッキリとしたスペースなので

なるべくシンプルに、クリーンにと意識しました。


今回は都内で初めてのワークショップも企画しました。

いつもはアクセサリーを作っていただきますが、

今回はオーナメントを作っていただくものを。


彫金で作った枠にシルク生地を張って、

ビーズやスパンコールをビーズ針で刺繍していって

いただきます。


いつものアクセサリーの時もそうですが、

好きな材料を選んで出来るので、

皆さんオリジナリティのあるものが

完成します。


その他には今回初めてのオーナメントアイテムもご用意しました。


ワークショップで完成したものとも合うよう、

制作しました。

皆さまのご自宅のクリスマスツリーの仲間入りが出来たらいいな、と思いつつ。


個人的な考えですが、クリスマスツリーは全部揃いではなく、

少しずつ、年月をかけて色々なオーナメントを

集め、思い出と共に楽しみたいな、というのがあるので、

あえてセットではなく個別で販売しました。


また、刺繍のデモンストレーションも。

まだまだオートクチュール刺繍をご存知でない方も多いので、機会があればデモはやっていきたいと

思っているのです。

刺繍の技法や、素材について、そしてフランスでの刺繍アトリエでの研修についてなど、

ゆっくりと、お話しできる機会ですね。


また、今回初めての額装作品も展示しました。

こちらはパリの刺繍学校で最後に仕上げた

刺繍作品です。

立体的に仕上げられた花びらパーツはそれぞれ刺繍をして、重ねて縫い付けられています。

それぞれのパーツは今まで習ったステッチを

自分の好きな素材を選んで自由に刺繍していくものでした。


とても自由度が高く悩まされた記憶があります。

モチーフの刺繍が完成したら周りに小さなビーズを刺繍していきます。

少しずつ間隔をあけて、広がっていくように刺繍するのが難しく、何度もやり直しをしました。とても思い出深い作品ですが、やっと先日額装できました。


そしてこちらが2作品目。

こちらはヴィンテージの布を用いて、

その柄を生かした刺繍作品。


あまりデコラティブ過ぎない感じにしたいな、

とメインとなるお花のモチーフだけ刺繍のボリュームをつけて作りました。


特に立体感のある作品なので、それを生かした額装に。

近くでご覧頂くとより刺繍のディテールが

分かります。


今回初めて展示した額装作品やオーナメント、

ジュエリー以外のものは初挑戦でしたが、

インテリアも面白いな、と思いました。


そしていつものジュエリーの展示も。

彫金シリーズに刺繍シリーズ、

イタリアのレジンを使ったレジンシリーズも。


イベントに合わせて、この季節のイメージした

色合いのアイテムも何点か。



そして、定番のスワロフスキーシリーズも。

キラキラのアイテムが欠かせませんよね。




また、清澄白河でのイベントということで、

このエリアで人気のお店の紅茶のサービスも。

Christmas storyという名前の紅茶で、

クリスマス気分を味わいました。


初めての個展で慣れなかったり、思うところもあったり。

でもゆったりとした時間で、ブランドらしい空間で

開催できたことはとてもいい経験になりました。


また機会があれば、この空間で開催したいな、

と思っています✨


この経験を糧に、さらに制作に励んでいきたいと思います。

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